2007年8月18日土曜日

Riverte(リベルテ)

 土屋アンナが、あるインタビューでこう語っていた。
 
 「美しさとは、自分自身でいること」。

 恐れ入った。モデル、 女優、シンガーと最近八面六臂の活躍ぶりであるアンナちゃん。14歳で人気雑誌『セブンティーン』でモデル業を開始し、20歳で妊娠・結婚して一人息子澄 海(スカイ)くんを生んで、ついこの間離婚しちゃって22歳でシングルマザーになったアンナちゃんは、メンタリティーとしてはすでに「30オンナ」のソレ である。肝が据わっている。オレは映画『下妻物語』が大好きなので、主演のアンナちゃんも好き。役柄が「田舎のヤンキー」だったし!もろストライク・ゾー ンなの。アンナちゃんはこうも言っていた。

 「『美しくなれば、ひとに愛される』って、頑張って綺麗になろうとするひとが多いけれど、ひとに愛されるために美しくなるの?美しさとは見かけだけのものじゃないよね」。

深い。さすがオレが見込んだオンナである。オレが22歳の頃にはとてもとても口にできなかった言葉だ。これからがますます楽しみだな。子供をガシガシ育てながら、どんどん羽ばたいて欲しいな。自由になったんだからね。
  「自由(Riverte)とは決して与えられるものではない。勝ち取るものだ」という詩を、オレの大学時代の恩師である巌谷國士先生がよく唱えてらした。 フランスの文学者だったか作家だったかの言葉だったと思うが、誰の詩だったっけかな~。アンドレ・ブルトンだったっけかな。すっかり忘れてしまった。が、 瑞々しく透き通った言葉だと思う。不変の真理でもあるしね。勝ち取るもの、なんだよ。
 それはさておき、おフランスの大女優であるジャンヌ・モ ローは、「私は冨も名声も権威もすでに手中にして十二分に満ち足りている。男性に求めることはただ一つ。私がそばにいて欲しいと思う男性は、ただ美しくさ えあればよい」と述べていた。カッ、カカッ、カッチョエエ~!!いたく感銘を受けた。「何でも持ってるオンナは言うことが違うよね~。次元が違うぜ~!」 と、「ねぇねぇ、知ってる?」的に鼻息荒くジョゼに教えたあげた。するとヤツは、「ふ~ん。でもオレ、ああいう(ジャンヌ・モローみたいな)のはタイプ じゃないんだよね。レニー・セルヴィガーみたいなのがいい」とヌカしていた。あ゛ぁ゛~!?そ~ゆ~ことを聞いてんぢゃないんだよっっっ!タワケモノ~。
 話はちょっと変わるが、斎藤薫のエッセイを立ち読みしていたら、次のようなことが書いてあった。
  「恋は自分の鏡。同じオーラを発する者同士が惹かれ合う。自分が弱いときは弱いオトコに。強いときは成功したオトコに」。へぇ~。言い得て妙だよね~。弱 いオトコも成功したオトコも今はイヤ、っていうのはどんな状態を指すのかねぇ!?成功したのよりは、弱い方がまた対処できるな、今は…、ってことはやっぱ りまだオレ弱ってるんだな。
 栄養補給をせねば…。焼肉食べたいっす!!まずは物質的な補給からトライしとかないとね。鳴尾でしょう!!

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