2007年8月18日土曜日

愛への期待値

 台風1号が九州あたりに上陸したらしい。今はもっと進んでいるだろう。進路反れたかな?いずれにせよ低気圧ムンムンだ。台風がくるとオレはダルダルで眠く なる。仕事なんてうっちゃってダラダラと座礁した鯨のように横たわっていたい。あぁ泥のように眠っていたい。思考をすべて止めてひたすら寝ていたい…。大 学時代に、「台風がくるとカラダがダルくてどうにもこうにもならなくなるんだよね~」とサークルの後輩の菊池くんに話したら、「ベティさん、そういうタイ プのひとって動物に近いんですよ」とご教示いただいた。「低気圧が近づくと偏頭痛がしませんか?」とも言うので、「偏頭痛?あぁ、雨の日はするな」と答え たら「やっぱり動物ですね」と淡々とコメントされた。アニマル!アニモウオォ~!!意味もなくイングリッシュで叫んでみた。低気圧に包まれると通常の数値 以上にアホになる。
台風と全く関係ないが、昨日会社帰りに美容院に寄った。先月に続き足を運ぶのは2回目になる銀座一丁目のサロンだ。ここが実に 素晴らしい。まさに特筆すべきサロンだ。オレの会社から徒歩5分ほどの立地にある。たまたま看板を目にしたので、HPをチェックしたらばなかなか良さ気な ので乗り込んでみたのだ。これが実に掘り出しモノ!感動的、の一言に尽きる。美容師さん達の技量の高さは言うに及ばず、インテリアはこの上なくスタイリッ シュだし、流れている音楽もハイセンス。施術(?)に入る前のカウンセリングは綿密だし、出されるお茶の種類の豊富さと美味なことといったら…。メイクも 直してくれるし、最後はスタジオでプロのモデルさんのようにお写真まで撮ってくれるのだ。「理毛」というプログラムが秀逸で、これは「ひとが本来持ってい る力」を引き出して髪質を変えていってくれるという。もうツヤツヤサラサラ!蘇生プログラムである。「理肌」のプログラムも最近開発されたとかで、続ける 内に陶器のようなお肌になるらしい。スタッフのひと達は皆トライしているようで、ツルツルピンピンのお肌である。「夏までにひと皮むけるか…」オレの目が キラリと光った(かもしれない)。いや~いいトコ発見しちゃったな。オレの貧困なボキャブラリーじゃ、このサロンの卓越した素晴らしさを的確に表現しきれ ないところが何とも口惜しい。確実にオレの中の美容院に対する概念が変わった。日頃の行いがいいから、こういう心弾む出会いの機会に恵まれるんだな。そう いうことにしておこう。
しかし。お銀座の垢抜けたサロンのせいか、用意されている雑誌も全部お洒落系だというところが少々イタイ。『グラツィア』 とか『ヴォーグ』とか『ハーパースバザー』とかモード系のものばかりガンガンと出される。30万円のジャケットとか80万円のワンピースなどが平気で載っ ている。誰が買うんだよ!桁が違うんじゃないかとマジでカウントしちゃったぜ!「いちじゅうひゃくせ~ん」って、マジだぜ!会社員が購入できる額じゃねぇ よ!誰なんだよ、「セレブ」って!?叶姉妹とか!?そもそもあいつらは「イロモノ」だしな。誰が買えるんかいな?ゲーノー人?成金?それはさておき、今年 の春まで2年間ほど毎月マジメに通っていた新宿御苑のサロンでは『フライデー』とか『女性自身』とかむさぼり読めたもんだ…。美容院で読む雑誌はオレの貴 重な情報源なのだ。御苑のサロンではよく『SPA!』も読んだな。違う雑誌を持って来られると、わざわざ「あの~、『SPA!』読みたいんですけど~」と 言って差し替えてもらっていたくらいだ。『SPA!』に連載されている、さかもと未明の「ニッポンの未明」と倉田真由美の「だめんずうぉ~か~」にオレは 毎回感銘を受けているのだ。特にさかもと未明!オモロイオンナである。漫画も本人のキャラも面白すぎる。友達になりたい…と熱望して止まないキャラの持ち 主だ
そんな未明の描く「ニッポンの未明」を、ある日例のごとく楽しく読んでいた。その時に掲載されていたネタは「スワッピングサロンを見学!」で あった。なんでも、そのサロンの事務局(?)の担当者が言うには、「ヨーロッパでは、エグゼと呼ばれるような高級官僚の夫婦や上流階級の有識者(?)のほ とんどはスワッピング経験者なんですよ」ということである。「第三者を介入させることによって、単なる刺激に留まらないお互いの相手に対する愛情をより強 固に感じることができ、よって、愛が一段と深まるのです」とか…。ホンマかいな!?スワの先進国はフランスらしい。そういやぁ昔「エマニエル夫人」で夫人 が荒くれ者たちに輪姦(?)されるのを見てエマニエルのお旦那が恍惚とする…という映像を観たような気が…。オレが諸般の事情で辛くて読み進められない書 籍「セックスレスキュー」でも、一年間のエッチ回数のダントツトップはおフランス(ちなみに日本は最下位だ。少子化もむべなるかな)だ。おフランスは ちょっと違うかもしれないが、イタリアやスペインなどラテン系はいまだに「愛への期待値」がすこぶる高く、「愛を失った…。だから生きていられない…」と 自殺するひとが毎年相当数いるらしい。熱情のある人種なんだな。愛に対する期待値が高く、かつ崇高なものと捉えるという気質が酷似していることから、オレ はジョゼにジョゼッペという通称を与えてやったのだ。あ、常務のジョもありますけどね。常務って書いちゃった!ナンだか役職ってオヤジくさぁ~い。
と もあれ。スワといってオレの脳裏をよぎるのは、高校生の頃に見た『週刊文春』での、かの「ロス疑惑」の三浦和義のスワプレイ中の写真だ。あれは衝撃的だっ た。スワの原風景といえば、いまだにあの写真がアリアリと思い浮かぶからな…。仮面なんてつけてるくせにパンツ一丁でウットリしちゃって、高校生のオレか らしたら「大人の性の生々しさ」をこれでもかと見せつけられて言葉が出なかった。とにかくめっさ衝撃的だった。そしてオレの文春購読もこの時期から始まっ たのだ。誰もいなかったな、文春なんて読んでる高校生。「疑惑の銃弾」は、温室育ちの高校生(オレだ!)に「ひと筋縄ではいかない大人たちの業の深さ」を 知らしめるには十分だったんだよな~。あれ?何書いてたんだっけか、オレ?いかんいかん、どうも書き出すと取り止めもなくウダウダと書いてしまうな。ジョ ゼに「ブログって日記だから毎日書いたほうがいいんですか?」とさっき電話で聞いたら「うん、基本はね」とヤツが言うので今日も書いてみたが、簡潔にまと めることができないぞ。明日から頑張ろう。短い文章でまとまりが良い文章が書けるように頑張ろう。ガ・ン・バ・ロ・ウ!!口に出して肝に銘じようとしてみ たりした、今。効果があるかは不明だ。多分、ない。継続することが大切だからな。
三浦和義といったら、オレにとっては「キングカズ」ではない。「フルハムロード」である。あのひと、今何やってるんだろうな。出所はしたんだっけ?あんなに騒がれてたのに。ちょっぴりだけ切ない(ウソ)。

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