全国津々浦々のBabyたち…待っててくれたかい?待っててくれたんだね。
「甘噛みベティ」、満を持しての再開である。「ケロロ先生とオレの 二人しか読者がいないんだから、ちゃんと更新しなさい」と、ジョゼは言うが読者が二人しかいないようにあえてしている、ということを今ひとつヤツは理解し ていないようである。オレが一応ブログを書いている旨をごく一部の友人・知人に告知したところ、「是非アドレスを教えてくれ!」と懇願されているのだ。い や、マジで。前の会社の先輩の中本さんに山田さん、アントニオにノビ太、デザイナーの麻子ちゃんに智子ちゃん、サトーさんに(ツカジーニにも!)、そして 和恵さん…。その他にも。いろいろ支障が発生するであろうという懸念から教えていないだけなのだ。だって…ね~え?
ま、そんなことはさておき、とにかく久々だ。今回の再開に向けて、今までのオレのブログの記述を読み返してみた。「面白いじゃねぇか…!!」自画自賛だ。我ながら感心した。これからは短文でもなるべく毎日(無理だな)書き綴っていきたいものである。
心機一転!!
私は東神田ちゃん。愛とせいかつに追われる40歳。千代田区東神田に在住していることからそう呼ばれています。そう、今年の1月でとうとう40歳になって しまった。不惑。日々まだやや惑う場面も多い不惑である。恐ろしい あぁ恐ろしい 恐ろしい…40年も生きているとは…(それ以上の年月を生存なさってい る読者のお二人、申し訳ございませぬ)。ぶっちゃけ、な~んか長生きしちゃってるな~というのが実感である。
享年26 カート・コバーン(ニルヴァーナ)
享年27 ジャニス・ジョプリン、ジミ・ヘンドリクス、ブライアン・ジョーンズ(ストーンズ)
イッチャッテるミュージシャンは夭折だ。オレも27歳になった時には感慨深かった。「ジャニスと並んでしまった…」と。偉大な先人たちの年齢をゆうに超え、それから10年以上オレはダラダラと生息し続けた。
享年39 松田優作、ナンシー関
優作も、そしてオレが最も敬愛するナンシーの歳さえ越してしまった。うぅ…誰なんだ。40になっても生きてた偉大なひとって誰!?
享年40 ジョン・レノン ………。コメントは差し控えよう。
松田優作といえば、確か昨年の11月頃に13回忌直前ということで、メディアで随分と特集を組んでいた。その中のある番組で、優作フリークのリリー・フラ ンキーのロングインタビューが放映されていたのをたまたま観た。「昔付き合っていたカノジョと『野獣死すべし』のビデオを観ていたら、寝たんですよ、隣 で。カノジョが。正直信じられなかったですけどね。どうして寝られるんだ、お前は!?って。考えてみれば“趣味”と“魂”の問題は違うもんかもしれないで すしね。オレが『ノッティングヒルの恋人』観ながら寝ちゃうのと同じで」。妙に説得力のある発言であった。
『野獣死すべし』といえば、この映画 のヒロイン役を演じている小林麻美(かつての「イイオンナ」の代名詞。現田辺エージェンシー社長夫人)はオレの高校の先輩である。「雨音はショパンの調 べ」が大ヒットした小林麻美だ。しかしひどかったね、あの歌唱力は…。年代は大分違うが先輩だ。芸能活動をしながら在学できるような学校ではないので(校 則は厳しかった)、一年で文化学院かどこかに転校したそうだが、あの風貌であるので在学中はとにかく目立った存在だったようだ。オレがジャスト高校生の 頃、麻美がある週刊誌に高校時代のことを語っている記事が掲載された。「スカートが長いとか短いとか、お化粧しているのかとかそんなどうでもいいことばか り細かくチェックする下らない学校で…」というような箇所があり、「なぜ小林先輩は母校のことをあんな風にしか言えないのだろうか?」という議題でHRが 開かれた記憶がある。後輩達が話し合ったところで変わるような価値観で芸能界を生き抜いていけるかっての…、と高校生のオレは心の中で「ケッ」と毒づいて いた。が、口には出さなかった。だって小心者なんだも~ん、昔から。
これまた高校時代の話だが、オレの友人(女性)の同級生の男の子が世田谷区 の宅配ピザ屋でバイトをしていた。ある日、「松田」という家から注文があり配達したところ、ドアから松田優作が出てきてビックリしたという。優作がピザの お支払いを…。オレ達は、「優作もピザ食べたりするんだね~!!」と、ひとしきり盛り上がった。あ、子供たちかな?しかし、あそこの長男の龍平は年々オヤ ジに似てくるな。う~む、血と骨。
例によって話は変わる。先日、会社の前にあるファミマで『週刊文春』を立ち読みしていた。中村うさぎの「さす らいの女王」を読んでいてたまげた。うさぎ姐さんは最近週一でSMバーで働いているらしい。50歳になるという。「下着姿で“ひとりランパブ状態”だった せいか、すっかり風邪を引いてしまった。年寄りの冷や水とはまさにこのこと」と書いてあった。ブランドショッピングを漁り、ホストクラブにハマり、最近は 豊胸をはじめとした自己の体を改造しまくり。湯水以上の金銭をジャブジャブと使い尽くした後、デリヘル嬢となり、その豊満になったボディから源氏名を叶恭 子としたことから本元の恭子に訴えられたことも。姐さんは一体どこへ向かおうとしているのか…。オレは密かに心配していた。姐さんこそ「平成の無頼」だと オレは思っているからな。
無頼:1.正業に就かず、無法な行いをすること。また、そのさまや、そのような人。「-な(の)輩(やから)」
2.頼みにするところのないこと。~「大辞泉」より
うさぎ姐さんは原稿料前借りの使い込みによる経済難ではなく、「自分の女としての価値を確かめるため」デリヘル嬢として風俗店に勤務したという。そして今 度はSM嬢に進化(?)を遂げたわけだ。姐さんはいつも命懸け。相変わらず深海より深い業である。さて、ここで告白しておこう。姐さんほどの業の深さなど 持ち合わせておらず、自分の女としても価値を確かめるわけでもないが、フツーに経済難なオレは夜のバイトを始めることにした。っつーか、もうやってんの1 月半ばから。だってジローったら少ししかお給料くれないんだもん。贅沢が好きなオレが一生懸命切り詰めて、大好きなネイルサロン通いも最低限の回数に減ら して、買いたいお洋服や靴も我慢して、飲みにすらろくに行ってないってのにどうにもこうにも赤字。なもんで、短時間で高収入のウォーターワールドへ少しだ け(?)返り咲くことにしたというわけだ。それにオレってば、小心者のくせに人から見られることが大好きなのさ~。
で、1月上旬のこと。3年程 前にバイトしていた銀座のクラブで週2,3回働くべく、事務所の経理の黒木さん(女性)に突如電話をかけてみた。「もしもし~。黒木さんですか~?昔バイ トしていたベティですけど~」「あら、ベティちゃん久しぶり~!どうしたの?」「いろいろ事情が変わりまして~。またお仕事したいなぁと思ってるんですけ ど~。バイトとかってまだ募集してます~?」「バイト募集?してるわよ、してるわよ、してるわよ!!(←強く連呼)あらヤダ、みっちゃん(美智子さん、店 のチーママ)のこと覚えてる!?」「美智子さんですか~もちろん覚えてます~」「じゃあ、みっちゃんから連絡させるからっ!」。翌日から早速オレの夜の蝶 ライフがスタートした。もうそろそろ三ヶ月になる。大分慣れてきた。楽しい。実に楽しい。なんたって責任ないから、完全に部活感覚だ。遊びながらお金もら えちゃうなんて~。椎名林檎風にいえば、「JR新橋駅の銀座口を出たら そこはアタシの庭 大遊戯場 銀座並木通り」といったところだ。それにしても、店 では毎回毎回大変興味深い方たちにお会いする。非常~に勉強になる、いろんな意味で。書きたいネタは鬼のようにあるので、今後は思いつくままに書いておこ うかと思っている。またタイトルつけとこうかな。
「愛と資本主義を考える~ハチの子ベティ 銀座見参リターンズ!!」
ジョゼさんにはいろいろ話してるんですけど~。「銀座の話はもうやめてくれ」って顔をいつもしてますんで、書いて発散しますわ。るるる~♪椎名林檎はこうも歌っていたな。
笑い飛ばした嘘に笑うお前に狂っている お前は誰?
オレは今、男と女の物語を伝えなくてはならない、という根拠のない使命感が充満しているのだ。期待していてくれ!!
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